第39回 『仮面ライダーV3に勝った皮膚科の先生の話』

Posted at 09/04/25 Comment(0)» Trackback(0)»

昔、岡山県の倉敷中央病院に勤めていた時に、皮膚科部長のM先生から聞いたお話。僕は暇があると皮膚科の外来について勉強させていただいてたんですが、そんなある日、M先生が急に「僕ねーっ、子供の頃、仮面ライダーに勝ったことあるんだよねーっ(^o^)」と話し出されました。ええっ!?と思いながらここは敬意を払って落ち着いて耳を傾けます。「ほーっ(^^;)」
 「僕はねーっ、実は仮面ライダーV3やっていた俳優の宮内洋と同じ小学校だっだんヨ。」おぉっ、宮内洋といったら僕ら世代のヒーロー。子供の頃は僕も自転車に乗って、親に買ってもらったライダーベルトを付けて「変身!!ブイスリャャャーッ!!!」(ブイスリーッ!!!と雄叫びをあげるのではなく、ブイスリャャャーッ!!!と雄叫びを上げるところがポイント。)とやってたものです。
 M先生の話は続きます。「それでね。それはそれは、彼は昔から男前で足も長くてスポーツ万能でもてまくりだったんヨ。僕と違って。」顎髭をしごきながらM先生は目をシパシパさせます。「ところが、運動会の障害物競走があってね。僕は宮内君と一緒に走ることになったんヨ。すると、僕は彼よりずっと小柄だったから、トンネルなんかススッと通り抜けちゃうし、壁なんかササッと登っちゃって、それで彼を大きく引き離して一等賞だったんよね。」再び、顎髭をしごきながら目をシパシパさせるM先生。
 仮面ライダーV3に勝った先生に皮膚科診療の手ほどきを受けられて、なんかとても得した気分になった一日でした。

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